国土地理院 基盤地図情報の利用

ビルの建設

 海岸線を2次元データで綺麗にしたところで、建築物も立ててみます。3次元10mメッシュの南鳥島です。

 この島ほとんど平らに見えますが、ちゃんと3次元メッシュです。右上付近に建物が集まっていますが、気象庁関係だそうです。

 東から西を向いています。その気象庁関係のアップです。やっぱり3次元メッシュの効果が薄い土地です。

 国土地理院では建築物の外周のデーターも配信しています。島の中心データを使いながら、建築物のデーターから該当位置にポリラインを作り、厚さ7mで厚み付けをし、オブジェクトの位置を上に引っ張り上げています。なお、地上に出すのは上側6mで、下側1mは地面に埋めています。これは多少の凹凸を吸収し、綺麗に見せるためです。もちろん高さは現実の高さでも、空想の高さでも自由にしてください。

 こちらは鳥島と建築物。鳥類研究所がたまに使うとか。海上保安庁にほぼ同じアングルの写真がありました。

 次は5mメッシュの三宅島と三宅高校付近です。建物の高さは6m固定でとりあえず作成。マテリアルは全て白1色のみ。

 もう少し引いた絵にすると、建物が多いです。もちろんPythonを使った自動作成ですが、三宅島では4956レコードあり、建築するのに約1時間かかりました。Blenderではオブジェクトに対するアクセスは遅いです。

 最近では、携帯電話向けの立体地図だーとかで、建物を立体化した地図もありますね。

 併せて道路データーで道路を作りこむのも良いですね。

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