2D地図で3Dメッシュを打ち抜いて綺麗に国土地理院のデーターで、3次元DEM 10mメッシュと2次元海岸線を組み合わせた東京都にある利島の防波堤付近です。 先の3次元メッシュでは、全域が陸上では問題になりませんが、島のように海岸線が含まれていると沿岸部は非常に汚い仕上がりになります。ベクタ地図とラスタ地図の違いですね。ラスタのメッシュだとこんな風になっていました。 2次元の海岸線データーを使い、3次元メッシュから打ち抜くと、海岸線が一応綺麗になりますし、高さ(標高)を微調整してよりきれいな仕上がりにもできます。 方法としては、次のようになります。Pythonのスクリプトを少し改造すれば簡単ですね。
これで、防波堤のような小さな図形部分もきれいに仕上がります。 基本的には、2次元地図の25000分の1スケールと10mメッシュの組み合わせでは比較的綺麗になりますが、別の組み合わせをすると位置ずれが多いようです。 ただし、これまで書いた方法は利島のような小さな図形ではうまくいきますが、大きな図形ではたぶん失敗します。型枠を作るときにBlenderが正しく型を作ってくれないはずです。その場合には、水域のデーターを使い、3次元メッシュから水域の枠を型として少しずつ削り落とす必要があります。数が多くなるので作業は大変です。 あまり大変な場合は島の形の平面をそのままマージしても見た目は綺麗になります。ただし、座標の頂点数と面の数が大変多くなり、扱いに苦労します。 |
||||||||
Copyright© Shizuka-Toikanbetsu. |