国土地理院 基盤地図情報の利用

利島郵便局の謎(読み物)

 全くくだらないどうでもよい内容ですが、ちょっとおもしろかったので掲載。

 建物を建築したところで全部白い建物ばかりだとわからなくなるので、何か目印になる建物は違う色にしておこうと。

 役場は基準の建物になりそうなものの、大抵の役所は白。なので除外。

 次の考えたのが郵便局。これなら大抵あるだろうし、真っ赤に塗っておけば目立ってわかりやすい。これにしよう。

 すると、

 漢字の利の字がかかっている建物が郵便局なのか、漢字5文字のセンターの郵の字がかかっている建物が郵便局なのか、これではわからない。

 そこで、Google Earthを見てみると、

 すると、

 あれっ、道路の左カーブ付近ではなく、もっと北にあるらしい。さて、どうするかと考えたのが、2D地図に国土数値情報ダウンロードサービスの郵便局データを合成すれば正確なはず。片方は国土地理院、もう片方は政府機関だから間違いない。赤い点で郵便局の位置を出すと、

 最初の国土地理院のどちらかと思っていた位置から右上にあるらしい。どう考えても赤い点の右側が郵便局のはず。それに交差点の角にあるから便利な場所とも思えるし、なんだか郵便局にありがちな感じ。

 しかし、Google Earth ではそんな広そうな道路なんか無く、何かがおかしい。

 国土地理院の閲覧サービスで、写真と合成してみると、

 位置が全く合わない。

 しかたなく検索キーワードをズバリ利島郵便局にして検索。最初のほうでマピオンというお探しサービスが出てきた。

 標高71mという余計な情報はあるが建物もないし、肝心の郵便局が識別できない。しかも拡大しても建物も道路もなく、点が表示されるだけ。

 そこで、そそくさと次の検索結果へ。i-タウンページ。昔でいう職業別電話帳のデータベース。これなら間違いないはず。

 都会の真っただ中とは思ってはいないものの、郵便局なら大丈夫という概念は捨てたほうがいいらしい。

 それから探すこと30分。イラストや写真なども考えると、どうやら次の内容らしい。
  •  建物は白い
  •  建物の前に円柱タイプの郵便ポストがある。
  •  写真類では局前の道路は左カーブの開始点で、カーブしながら下り坂になっている。つまり写真は南から北を向いて撮影されている。北に向かって左カーブの開始点が本物らしい。

 結局、場所の確定はできなかったものの、それらしい場所は推測できた。最初の国土地理院の地図で、利島郵便局という漢字の利の字がかぶっている建物が郵便局らしい。Google Earthでもここには白い建物がある。

 あなたのお探しの場所はすぐにみつかりますか?

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