国土数値情報 ダウンロードサービスの利用

標高メッシュ(tif変換ツールつき)

 国土数値情報では、標高・傾斜度メッシュというのがあって、3次メッシュ、4次メッシュ、5次メッシュが配信されています。

3次メッシュ(560×560) 50.9KB 4次メッシュ(1120×1120) 155KB 5次メッシュ(2240×2240) 475KB

 標高の色は、考えるのが面倒だったので国土地理院のサンプルをベースにし、少し改変したもので色付けしてあります。

 この画面では、枠の大きさを同じにしてありますが、興味のある方は画像をそれぞれファイルに保存すると、1画像の大きさや、粗さの具合がお分かりになると思います。3次、4次、5次という表現は、Wikipediaで「地域メッシュ」という言葉で検索してください。要は、どの程度細分化されているかという意味で、3次メッシュでは1km毎、4次メッシュでは500m毎、5次メッシュでは250m毎が小さな1区画の大きさになります。

 もっとも、これからの話で必要になるのは、標高値そのものを記録している「tifファイル」で、サンプル画像のような色データではありません。

 国土数値情報の標高データからtifファイルにするには、次のプログラムを使います。

標高データからtifに変換(64ビット)

標高データからtifに変換(32ビット)

 データが入っているzipファイルを読み込むと、変換します。また、コマンドとして使うとき、引数にzipファイルを与えても自動で変換を開始し、自動で終了します。

 次に、それぞれ単品のtifファイルを1つのファイルに合成するプログラムです。こちらはtifファイルを読み込みます。あまりに巨大なデータになるといきなりプログラムがダウンします(あまりまじめに作っていない)。大きさには注意してください。なお、このプログラムはあまりまじめに作っていないので、動かないこともあります?

tifをマージ(64ビット)

tifをマージ(32ビット)

 国土数値情報の配信データでは、傾斜度なども格納されていますが、ほとんどは平均標高で用が足りると思います。

 最小区画が250mですから、拡大して細かく見る用途には向いていませんが、広範囲を扱うときは最適です。

 xmlとポリゴン型のシェープファイルでデータは配信されていますが、実際にはdbfファイルだけでデータが取り出せるので、xml、shp、shxファイルはアクセスする必要がありません。dbf内の位置メッシュコードが8桁なら3次メッシュ、9桁なら4次メッシュ、10桁なら5次メッシュコードになります。

 もっと小さな範囲で精度の良い標高が欲しいときは、国土地理院が提供している10mメッシュや5mメッシュを使います。

 tifファイルだと、QGISのような地図データ表示ソフトで表示することもできます。編集中のQGISの例(3次メッシュの例)で、国土数値情報の湖沼データを同時に表示させると次のようになります。
 標高の色は、プロパティのスタイルの設定で行います。次のファイルをファイルに保存し、tifを表示させてからスタイルの読み込みを行うとこの画像で使った色が付きます。
標高カラーマップ

 この例だと、560 × 560 ピクセルですから、それほど巨大なデータではありません。本題のBlenderに取り込むと、次のようになります。

 tifファイルをBlenderに取り込む方法については、このサイトの国土地理院のtifファイルの項目を参照してください。

 3次メッシュ(1km)では、サイズが小さくできますから、日本全部でもBlenderに取り込むことができます(約13MB)。

 一方、こちらは5次メッシュ(250m)の福岡県を南東から見たところ。

 中心目印マークの緑色の矢印先端から対馬に向かったところに小さな島がありますが、「銭宿る島」の沖ノ島です。

 その中心目印の左下が良く見ると平野になっており、左にある有明海からカメラの手前まで平野がひろ張っていますが、この平野が山側で終わる部分が水害にあった朝倉市で、その東に東峰村、大分県日田市へとつながっています。

 水害で難渋と連絡がとれない深刻な事態のとき、宗像市では世界遺産登録で万々歳と大喜びしています。福岡市では博多祇園山笠を自粛することもなく未成年に酒を飲ませながら実施していたそうです。他人の被害は知らん顔、自分たちの銭儲けさえできればよいという豚どもが生息しているところです。

 もっとも、この辺りは筑後地方と呼ばれるそうですが、死刑囚を多く産出する地域として有名で、普段から筑後の人間は嫌われているのだそうです。自動販売機で横領したのをラジオの生放送で自慢し、同じく筑後出身の司会の相方も「儲かってよかったねー」と言っているのを誰も止めない地域ですから、当たり前ですね。

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